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虫歯ってなんでなるの?子供がしょっちゅう虫歯できるけどなんで?予防できるってホント??

できれば虫歯にはなりたくないですよね。
僕もなりたくありません。

甘いものを食べないのに虫歯になるのはなぜ?

あまり甘いもの食べないのに虫歯になる人。
お菓子をたくさん食べても虫歯にならない人。

ホントうらやましい‥

実は‥虫歯ができる仕組みがわかれば虫歯予防ができます!!

虫歯の原因は「酸」と「pHの低下」

まず虫歯菌が糖分をエサにして酸を作りだす。

その作り出された酸が歯を溶かします。

口の中全体が酸性になると、ちょっとずつ歯が溶けいきます。スカスカになって穴が空いてきます。

これで虫歯の出来上がり。
これが虫歯ができる仕組みです。

酸ができると、口の中のpHが下がります。
酸とかpHって聞くと一気に勉強っぽくて嫌になりますよね。

虫歯が出来る流れは
糖分摂取→虫歯菌が酸を作る→pH下がる→歯が溶けて穴が空く→戻らないぐらい穴があくと虫歯

ここで重要な点があります。
実は、甘い食べ物だけが虫歯菌のエサではありません。
普通の食事も糖分があります。

おやつじゃなくて、1日3食のご飯を食べてるだけでも虫歯になります。

唾液にはその下がってしまったpHを元に戻す働きがあります。pHが下がっても唾液が酸を中和して、30分もすれば青色の歯が溶けない程度にpHが戻ります!

1日3回食事を食べると、1日3回はpHが下がって、歯が溶けるわけです。

それが1日6回なら‥
それが1日9回なら‥
間食が多いと…?
もうおわかりですね。
でも1日3回しか物を口にしない人って珍しいですよね。
ほとんどの人が間食をしているはず。
仕事の休憩で微糖のコーヒーを飲む人。口が寂しくてのど飴をなめる人。運動の時にスポーツドリンクを飲む人。
糖分を口にする回数が多いと歯が溶ける時間が長くなり、虫歯になりやすいのです。

虫歯になりやすい習慣
ちょこちょこ食べる
砂糖入りの飲み物を少しずつ飲む
少しずつ時間をかけて食べる
これらは生活習慣を改めたほうが良いでしょう。
糖分を口にする回数を減らせばいいわけです。

1回で口にする量は多くても大丈夫ですよ。

一口だけジュースを飲むのと
ペットボトルのジュースを一気に飲む。

これ、実は虫歯リスク同じ。pHが下がるのが一度だからです。

重要なのは「回数」!1日の糖分摂取回数に注目

1回の量ではなく、「1日に口にする回数」を意識してみて下さい!

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